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執筆者の写真尾飛良幸DMT

歌の無呼吸症候群が多発しています

更新日:2022年12月25日

※このブログで紹介しているメソッドは基本的に尾飛良幸オリジナルです。 声は、ご存知のように「空気」でできています。

空気は息を吸うことで、体に取り込まれますが、声を出すことに気を取られ、声を出す前の「吸気」の動作を忘れてしまう方が、非常に多いと感じています。


肺活量を全て使う形で息を吸うと、非常に多くの空気が体に入りますが、私がこれまで歌のレッスンをしてきた経験上、普通に深呼吸をすると、肺活量の70%程度しか吸えてないことが多いです。

さらに、歌の中での「吸気」では、20%から多くても 40%程度しか、息を吸っていない方がほとんどです。



これを別のもので例えてみるならば、例えばゴルフでバックスイングをしっかりせずに、ボールを打っている感覚に近いと思います。

また、アコーディオンと言う楽器がありますが、あの蛇腹の部分に空気をたくさん入れて音を出しています。そこにほとんど空気を入れずに、力ずくで音を出そうとしているのと全く同じ感覚です。


空気をしっかり吸うことで、肺が大きく広がり、声を出す時も、肺が自然としぼんでいく力を利用し、空気が声帯にぶつかって、声が楽に出ていく仕組みになっています。

ですので、肺活量100%で息をしっかり吸い込み、歌の中で日常的にできることが、非常に重要になります。



しかし日常生活の中で、この100%肺活量を使った呼吸を意識したことがない方は、かなり体力が必要になることも事実です。 なので、息を吸うときに1度吸ったところから、さらにもう一息吸い込む練習を、意識的にすることが大切になります。

そうしたことにより、肺活量を100%使った呼吸の感覚を、常々身に付けて、歌を歌う場面でも自然に100%の呼吸ができるようになります。


深呼吸でも、70%程度しか吸ってない方がほとんどですので、100%吸うと言うのは、かなり意識してトレーニングしていただきたいと思います。

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