【2022年2月1日正午12時ダウンロード販売スタート!】
購入ショップは、2箇所あります
商品内容は変わりませんので、使いやすいショップからお求めください。
☆この混沌とした時代の中、うつむいていた視線を、グッと前に向けることができるアルバム「OBI-X」
2003年に尾飛良幸 初のオリジナルアルバムをリリースしてから19年。
これまで5枚のアルバムを、リリースしました。 現在制作中の最新アルバムをきっかけに「これまでのアルバム曲」+「アルバムに収録されてない曲」を合わせた全36曲を、1つのコンプリートボックスとしてリリースします。
アルバムタイトルは「OBI-X(オビックス)」
※このジャケットの作成は藤野櫻子です。
【4つの世界観を持つ主人公】
改めて過去作品を見返してみると、尾飛の歌には4つの世界観を持つ主人公が、登場しています。
・さあ!これから頑張るぞ系
・混乱、怒り、憤り系
・恋愛、愛している系
・想い馳せる系
歌詞を書く時に、その主人公が背負っている「愛する人との別れ」「人生の生きづらさ」「人間関係のしがらみ」など、必ず何らかの「苦しみ」や、そこからの「解放」を素直に表現しようとしてきました。
その結果、意図しているわけではありませんでしたが、どこか「喜怒哀楽」に分かれているようになりました。
皆さんは、どのタイプの楽曲が好きですかね?
尾飛が感じている分類を、書いておきますので、聞く時に参考にしてみてくださいね。
【さあこれから頑張るぞ系】
01:Baby's smile 05:BOKU_remix
07:Show Time
13:Starboard!
18:flow
20:夕焼け旅行
29:Diamond
30:銀河
【混乱、怒り、憤り系】
02:迷宮_remix
09:時計 14:熱帯魚 16:Shutdown 23:言語切断
24:雨曜日
25:不眠薬
28:立体写真
32:ひまわり 35:生き方チケット
36:Dreamer
【恋愛、愛している系】 03:決意_remix
08:嵐のあとに 10:愛 11:Merry X'mas 15:夏の歌 21:愛と勇気と魔法石
22:とりのはね
【想い馳せる系】 04:雲_remix 06:winter song_Remix2021 12:Present for you
26:かくれ雪
27:awareness 31:STARRY NIGHT
33:Empty other side
34:太陽の朱
【インストロメンタル】
17:水面
19:Prologue
今回、尾飛良幸アルバムには、以下の未収録だった「シングル4曲」が収録されています。
01:Baby's smile
06:winter song_Remix2021 12:Present for you
18:flow
1曲目の「Baby's smile」は、1996年ごろ尾飛がまだボーカルスクールのトレーナーだった時にそのトレーナー達で作られたCDに、収録して頂いた歌です。
まだ色々と若いですが、未来ある爽やかな楽曲です。
【アルバム紹介】
それぞれ収録アルバムについて、紹介していきます。
2003年作品「SEISAN」
尾飛良幸32歳の時に作った、初めてのミニアルバムですね。
この時は、ちょうど人生の大きな転換期でした。20代までにやってきた様々な出来事が、目の前から全てなくなっていくのを、肌でひしひしと感じていた時期。
アルバムタイトルは、ひねりなくまさにその意味で、それまでの人生を一度大きく「清算」するために作ったアルバムといっても、過言ではありません。
同時に、ここから先は「全てたった一人で生きていくんだ」という想いも強く、誰にも頼らず自分一人で、全ての制作を行った、最初のアルバムでもあります。
今回「OBI-X」に収録するにあたり、全曲をリミックスしました。
当時ミックスダウンまで全て自分で行いましたが、何の知識も技術も設備もない中で行ったため、他の楽曲と並べて聞いてみると、かなり音が弱かったので、リミックスをしようと思うに至りました。
2:迷宮_remix
3:決意_remix
4:雲_remix
5:BOKU_remix
2005年作品「The songs1」
尾飛34歳の時のミニアルバム。
当時代表を務めていた会社を、後任に譲り、いよいよ一人で活動していくことになった時に制作したアルバムなので、非常に思い出深い作品。
人脈なし、実績なしからスタートした活動は、非常に困難でしたが、一人二人と少しづつ人の協力をいただき、なんとか生活を続けていた時期でもあります。
当時はちょうどSNS「mixi」が大ブームでもあり、そこで仲良くしてくれた人たちから、本当にたくさんの勇気と応援をいただき、頑張ることができました。
07:Show Time 08:嵐のあとに 09:時計 10:愛 11:Merry X'mas
2006年作品「The Songs2」
尾飛35歳、フリー1年目がすぎ、少しづつ人脈も増え、ライブも定期的に開催し始めた頃ですね。
このアルバムは、音がいいと思います。
当時偶然で出会った、同じ高校卒業の後輩が、大手音楽会社のレコーディングエンジニアをしていて、とても応援してくれまして、録音も大手のレコーディングスタジオで行い、ミックスダウンもその彼が全てやってくれました。
本当に今でも、彼にとても感謝している作品です。
このアルバムを出し、その後1年以内で300人ホールワンマンを開催するという、今思うと相当勢いのあった時期でしたね。
13:Starboard!
14:熱帯魚
15:夏の歌
16:Shutdown
17:水面
2008年作品「The Songs3〜Diamond」
尾飛良幸37歳の時の、フルアルバムですね。
アルバムタイトルが「somgs〜」とこれまでしてきたのは、「シカゴ」の影響だったのですが、当初から「三部作にしよう」と思っていたので、これが最終章になったわけです。
前作で「ミックスダウン」の重要性を身に染み、きちんとその勉強をし、何度も実験を繰り返しながら作った作品。
「今の自分ができる全てを出し尽くして作ってみよう」と決心して作ったので、自分的に全く妥協がありません。むしろ「詰め込みすぎ」という声もたくさん頂きました。
内容も「コンセプトアルバム」なので、歌詞の内容は全て1つの物語になっていますが「意味がわからない」という評価が多かったアルバムでもあります。
このアルバムで、どこか「出し切ってしまった感」が出たのか、しばらくオリジナルアルバム制作は止まりました。
19:Prologue
20:夕焼け旅行
21:愛と勇気と魔法石
22:とりのはね
23:言語切断
24:雨曜日
25:不眠薬
26:かくれ雪
27:awareness
28:立体写真
29:Diamond
30:銀河
31:STARRY NIGHT
2015年作品「にがい」
尾飛44歳、前作から7年ぶりのミニアルバム。
歳をとると時間の流れが早くなる、とよく言いますが、まさか前作から7年も経っているとは、自分でも思っていませんでした。
7年の間、メジャー作品にも携わらせて頂いたり、歌のレッスンをしたりと、忙しくしていたわけですが、あいだに尾飛も引っ越しがあったり、震災がありと、なんともせわしない時期でもありました。
同時に「心」や「人とは」についての学びも多くしてきた時期でもあり、音楽的な技術の向上に「心」が加わってきた時期だったのかも知れません。
アルバムは、制作当初から「暗いアルバムにしよう」と決めていました。特に辛いことや悲しいことがあった訳ではないのですが、これまでの自分の作品イメージを、変化させてみたいと感じていたのかも知れません。
32:ひまわり
33:Empty other side
34:太陽の朱
35:生き方チケット
36:Dreamer
アルバムは、アーティストの人生を振り返る「マイルストーン」のようなものです。
作品1曲作るには、想像を超えるエネルギーが必要です。
膨大なエネルギーを費やしても、全く誰にも聞いてもらえないアーティストも、世の中にはたくさんいます。
それは、アーティストにとって完全な「枯渇感」に直結します。
そして二度と、アルバムは作らなくなってしまいます。
現在尾飛良幸は、最新アルバムを制作中です。
アルバムを作る力がある、というのは「聞いてくれる人がいる」という、その感謝の気持ちから生まれます。
前作からまたも7年が経過していたことに「またそんなに時間が経っていたのか!」と自分でも驚きですが、そのあいだにはさらなる引越しと、そして『コロナ』がありました。
特に「コロナ」は音楽業界に、壊滅的な打撃を与えています。
表には出てきてませんが、実際に廃業したアーティストも、いるのではないでしょうか。
そんな「コロナ禍」に、アルバム制作ができること自体が、もうすでに奇跡的なことなのかも知れません。でもこの時期だからこそ、聞いてくださる方の日常に「勇気と元気と笑顔」がお届けできる作品にしたい、と思っています。
そしてその前に、今回の「OBI-X」を楽しく皆さんに聞いて欲しいと思っています。
これからも応援よろしくお願いします。
3月5日はオンラインライブです
Comments