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執筆者の写真尾飛良幸DMT

既存曲のカラオケを作る時の最初にする準備

プロ・アマ問わず、他の人の歌を歌う場合、そのカラオケが必要になりますね。

カラオケボックスに行けば、今では簡単にカラオケで歌が歌えます。


でも、これをネットにあげる。レコーディングに使う。となると、そうは簡単にいきません。そのカラオケを作った会社に、使用権があるため、そのカラオケを使うには、何らかの使用許可をもらう必要がありますね。

もしかしたら、お金がかかるかも知れません。


YouTube内には「カラオケ自由に使ってくださいね」というチャンネルもあって、とても助かりますが、それもやはりどなたかが作ったものなので、やはり自分の自由にはなかなか使いづらいところがあります。


となると、やっぱり「自分で作るか」ということになります。


 

カラオケ作りには、コード理論の知識や楽器が演奏などの色々な技術が必要になりますが、今日はそれはちょっと置いといて、私が既存曲のカラオケを作る場合に、最初にやっている段取りを書いてみます。



パソコンに取り込んだ、カラオケを作ろうと思っている元曲を、まず「izotope」のRX-8に読み込ませます。(今はもうRX-8は販売終了して、RX-9になってますね)

そこから「Music Rebalance」機能を使い「ボーカル」「パーカッション」「楽器隊」「ベース」の4つのデータに分解してもらいます。

これが本当に秀逸!!!!



そのうちの「パーカッション」を、今度は別のDAWソフト「Live!」で開きます。

そして、その「パーカッション」データをMIDIデータに変換し、書き出します。

こうすることで、ドラムを音源を聴きながら、必死にコピーする手間が、大幅に削減されて、相当楽です。


ちなみにそれを、私のメインで使ってるDAWソフト「reason」に読み込ませるとこんな感じ。ドラムデータがかなりスッキリと、かなりな精度ですでに出来上がってます。



そして、そこに先程の「ボーカル」「楽器隊」「ベース」も並べて見るとこんな感じ。

それにしても、本当に「reason」って画面が可愛くて綺麗。


 

はい!ここまでで、ようやくカラオケ作りが始められる準備ができました。

あとは順番に

・ドラム

・ベース

・鍵盤

・ギター

・その他の楽器

と音を拾っていきます。


私の場合は、だいたい1〜2小節をループで繰り返して聴きながら、ちょっとづつ音を拾っていきます。


今回の曲は115小節あるので、2小節ごとだと、だいたい1つの楽器で60回くらい同じ作業を続けるわけで、それを楽器の数だけ同じことを繰り返すので、相当時間かかりますね。


でも、これは本当に音楽の勉強になるよ〜


こういう方法で作ったカラオケは、藤野櫻子の歌ってみた動画で、遺憾無く発揮されています。原曲の良さも生かしつつも、尾飛らしさも出せることが、私的には目標です。

ぜひ聞いてみてくださいね。


カラオケ作りのご依頼も、受付中です!



力作は特にこの2曲!





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