※このブログで紹介しているメソッドは基本的に尾飛良幸オリジナルです。 ネット上だと全然わからないと思いますが、私は背がかなり低いです。
だって160センチないからね。
結構周りの方は、私がそれを気にしているかもと、身長の話題に触れないようにしてくれてますが、全然気にしてないです。
むしろ、気に入っています。
さて、必要以上に背が低いと、自分では当たり前なことが、どうもそうではないことが色々あります。
その1つが『目線』
歌では、目線が自分の目の高さより少しでも高くなると、喉が閉まります。
詳しい理由がわからないのですが、私の体感覚では、目の後ろの筋肉と喉の筋肉が連動してて、目玉を上に向けると、喉の筋肉が緊張するようです。
背が低いと、周りはみんな自分より上にあります。
だから、ずっと上を見て話してます。
つまり、ずっと顎が上がっている姿勢が「標準」という事です。
初めて歌での正しい姿勢をして、顎を引いた時「わ!下しか見えない!」って思いました。
そして良い姿勢で、人と話をするときは、いつもより「目玉」を上に向けないといけない。
目玉を上に向けたら、声出なくなっちゃう!
と思いましたが、正しい首の位置にしてあれば、目線を水平線まであげても、声は自然に出ることがわかりました。
不思議ですね。
ちょっと言葉での説明だとわかりづらいので、図にしてみました。
こう考えると、身長が低い人が正しい姿勢をしたときに、自然と目線が下に向いてOK!と言うことがわかりますね。
なので、私もこれがわかってからは、目線が地面の方を向いている時が、顎が引けて良い姿勢になっているんだな、って理解できるようになりました。
つまり、これは逆も言えるわけで、身長がとても高い人は、普段みている水平線は、上目使いになっている可能性がある、と言うことですね。
自分の体の特性を知っておくと、色々良い声が出る解決のヒントが見えてきますね。
歌って本当に奥が深い!
自分の声や姿勢など特徴を知りたい方は、ボーカルクリニックにぜひいらしてくださいね。
尾飛良幸の
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