こんにちは。
先日は、久々に表に出て外部のスタジオで、レコーディングのお仕事でした。
今回私は、作詞作曲編曲とボーカルディレクションをさせてもらうことになったよ。
いつも、この現場はとても楽しい現場で、私も大好きな仕事なんだ。
さて、今回もいつも同様、かなり最初は緊張したね。
当日、どんな人が現場にやってくるのか、どんなことが起こるのか、どういう風に作業を進めるか、等々見えないことやわからないことが、いつもたくさんあるので、始まる前はやっぱりとても緊張しています。
私は「意見を強く持っている人」がいると、すごく恐怖感を感じる人なんです。
基本的に私は「特に自分の意見がない人」なので、意見が強い人がいると、 なんだか普通の会話でも怒られているような気分になってしまい、なおさら自分の意見が言えなくなってしまいます。 同時に「お前、なんて優柔不断なんだ。 どう思ってんのかはっきりしろ!」と言われてしまうんではないかって、起こってもいない出来事にいつも恐怖を感じています。
さて、 私も多少長く生きてきた中で、少し経験を積んだので、そういった恐怖に今現在、どういう風に対処しているか、少し書いてみるね。
さっきも書いたように、 私はもともと「最初に自分の意見を持つことができない」ので、それであれば、自分の意見が持てるまで、先に周りにいる人にどんどん意見を聞いてみたり、質問をたくさんしてみたりして、自分の考えを持てるだけの「材料」を集めることをしてます。
特に、「これは違うだろう!」と物事が終わった後に言ってくるだろうなぁと言う人に、一番最初に「これどう思いますか?」と聞くようにしています。
この人が、どういう風に思って、どんなことを言ってくるのかを、恐れながら作業を進める位なら、最初にその人に聞いてしまう方が、気持ちもスッキリした状態で作業が進められるなと思っています。
最初にその人に質問する時も、「そんなことも自分で考えられないのか!」と言われてしまうのではないかと言う恐怖は、当然すごく思っちゃうよね。
でも、その最初のちょっとした恐怖を乗り越えるだけで、その先は安心した状態で行けるなら、勇気を持って意見を聞くことにしたんだ。
私の場合は、こうして少しずつ「自分のやり方」を作ってきたんだなと思うんだ。
自分の「思考の癖」を理解して、不器用でも慌てずコツコツと進めていくことで、まずまずの結果が出てくれるので、最終的には自分のやってきたことに「自信」がついてくるんだなと思います。
そして不思議なことに、自分では怖がりながらやっていたことが、少しずつ積み重なっていくと、いつしかそれが周りの方からの信用となって、自分へのご褒美が返ってくるのかもしれないなと、最近は思うようになったよ。
ちなみに、私が歌っているオリジナル曲は、そんな心の葛藤を歌詞に描いて歌っているので、もしよかったら聴いてみてくださいね。
<尾飛良幸ライブ動画>
尾飛良幸の
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