※このブログで紹介しているメソッドは基本的に尾飛良幸オリジナルです。
私が「ボイトレをしてます」と言うと、
話していると喉が枯れる
喉が閉まって苦しい
という相談をよく受けます。
一般的に「声は喉で作られるから、喉が枯れる時は「喉」をなんとすればいい」と思いますよね。
だから皆さん私に「喉の使い方を教えてください」と言います。
例に漏れず、私も若い頃にずっと「どうやって喉は使うんだ??」と、喉のことばかり考えてました。
ちょっとでも声が出なかったり、喉の調子が悪いと感じたら、極端に過敏反応して「一日話さない!」と、のど飴を大量になめたりしてました。
ライブ前になると、もっと過剰です。
1週間前から、朝起きた時に「今日は喉は大丈夫」とチェックをし、喉にタオルを巻いたり、大声を出さないようにしたりと、今思えば「異常」とも思える行動でしたね。
ある日練習してる時に「どうも、今日は声が出ないなあ」って思った時があったんです。
色々発声練習しても、なかなか良くならない。
だったら、基本から見直して見ようと、背中を壁につけて、呼吸の練習を始めたんです。
その時に意識したことは、
壁から腰が浮かないようにする
顎をしっかり引く
後頭部を壁につける
と言う3つ。
その状態だと、なんだか呼吸が不自然になってしまう。
でも姿勢は間違ってないと思う。しかも声も出しづらい。
そんな葛藤をしながら、数日そのフォームで練習を続けたんですね。
そしたらある瞬間に、急に体が勝手に動き方を変えてくれまして、突然今までと全然違う声の出し方がはじまったんです。
「なんだ!これは!」
というが、正直なところ。
声も、今までとは全く違う。発音も違う。呼吸の仕方も違う。
全てが違う。
早速、試しにその声で歌を録音してみました。
驚きました。良い声になっている。。。こんな声が出るんだ!
突然、自分にプレゼントをもらったような、気持ちでした。
さてそれから、すぐに生徒さんに自分の体験したことを、レッスンでやってみました。
もちろんそれまでも、同じような話はレッスンでやってきてましたよ。
でも「徹底」したんです。
「絶対に腰を壁から浮かさないように!」
「絶対に顎を上げないように!」
と言う感じで。
そこまで徹底してみた時に、初めて「大きな変化」が起こり始めました。
みるみるみんなの歌声が、変わってきたんですね。
喉の負担もどんどんなくなっていきました。
そうなると、私もさらに楽しくなってくるわけで「喉の負担は、喉の問題ではなく、体の使い方に原因があったんだ!」と、さらに体の仕組みについて、研究をして行くことになったわけです。
その研究は今でも続いていますが、
ストレートネック
猫背
骨盤歪み
O脚X脚
足の浮き指
これらを改善するだけで、声抜群に出ることは明確な事実ですね。
現在、YouTube動画で「ボーカルストレッチ」と言う言い方で、喉の負担をなくし声が良く出るようになる、姿勢と呼吸のライブ配信をしています。
(ここ最近、ちょっとライブ配信はお休みしてますが、また再開しますね)
その中で、解説動画をまとめた再生リストを作ってあります。
下記の画像をクリックすると、そのページに飛びますから、ぜひ一緒に試してみてくださいね。
根気よく続けると、確実に声が変わってきますよ!
10月9日にオンラインのグループレッスン開催します。ぜひご参加くださいね。
10月10日 尾飛良幸のライブもきてね。
尾飛良幸の
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