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執筆者の写真尾飛良幸DMT

【ライブレポ】尾飛良幸Live Station10月号

先日10日に、無事「尾飛良幸ライブ」終了しました。


お越し頂きました皆さん 応援下さった皆さん、本当にありがとうございました!

笑いあり涙ありの楽しい時間になりまして、とても感謝しています。


次回は、12月12日を予定しております。


 

今回はゲスト藤野櫻子含め、全14曲のライブとなりました。


<前半トークライブ>

1:【新曲】星からのプレゼント

2:たとえ華奢でも

3:おみくじ

4:【新曲】祈りと詐欺

5:【新曲】風と花

6:生きる愛と共に


<ゲスト藤野櫻子>

8:Liar



<後半尾飛良幸ライブ>

10:夏の歌

11:Winter Song

12:Starbourd

13:Diamond


<アンコール>

14:銀河


※↑↑↑クリックすると正式リリース音源がきけます

 

毎回このライブでは、新曲を数曲発表するようにしていますが、今回は3曲の新曲となりました。それぞれ色々な想いがありますが、この時代でしか残せない言葉を残したいと思っていました。


ライブ1曲目「星からのプレゼント」は新曲でしたが、正直不覚でした。

このうたはまさに「コロナが終わって、やっと気兼ねなくみんなと会えたね!嬉しいな!」というとても気楽で、楽しい曲。


サビの歌詞はこんな感じです。

*****

やっと会えたね みんなで会えたね

つきないあの話も 終わらない笑い声も

ずっと待ってた みんなと待ってた

時空も想いも超えて

今日から また未来に 歩き出す ****



曲も歌詞も、とても気楽に楽しく作った曲だったのですが、歌い始めたらこの1年半のコロナ禍で起こった様々な出来事が、心に一気に去来し、急に胸が詰まり、さらに喉もつまりはじめ、歌がふらふらに。。。。


たまにあるんです。

自分の歌に呑まれてしまうこと。

そんなのプロとしてありえない!とお叱りの声が聞こえてきますが。

まだまだ精進が足りませんね。



気持ちの整理もつかないまま、続けて2曲目「たとえ華奢でも」へ。

ラテン風のアレンジの元気な歌なので、ここでようやく我を取り戻すことができました。





歌終わりから、少しMCタイム。


ゲストの藤野櫻子さんにも入ってもらい、楽曲の成り立ちについて、あれこれお話し。

1曲目が、実は大変だったというお話もして、ここでやっと、普段通りに戻りました。


3曲目「おみくじ」は、「たとえ華奢でも」同様に前回のライブでお披露目した新曲。

「おみくじ」は自分的に好きなタイプの曲。

歌ってても、楽しい歌ですね。



そして新曲「祈りと詐欺」に移るわけですが、この曲は作っている側として、とても暗い曲。

今回のライブで歌うのをやめようと最後の最後まで、本気で考えてた曲でした。

でも、自分の音楽がどう伝わっているのかは、自分で判断しないようにしているので、勇気を持って歌ってみました。


さて今回の新曲で私的にとても気に入っている曲が次の「風と花」です。


「グリーフケア」という活動をご存知ですか?


このグリーフケアとは、死別を経験し、精神的・身体上に不安定な状態になってしまった方に、寄り添い、援助する活動のことです。


最近「グリーフケア」を普及し、辛い立場に置かれてしまった方をケアする活動に参加させて頂いているのですが、この「風と花」はその勉強会を受講している最中に、歌詞が思いついた歌です。


これから、この「グリーフケア」の活動は、本当に必要なものになっていくと思っています。


今回のこの歌を歌った後、まさかの藤野櫻子の目に涙。

良い曲だと感じてくれたようで、よかったです。


せっかくなので、この曲の動画を書き出してみました。

よろしかったら、ご覧ください。


『風と花』

作詞作曲:尾飛良幸

開けた窓に かおる金木犀

こんなに空は 青かったんだ

少し 大きく 息 吸った

聞こえる水の音 キッチンの向こう側で

何気ない普段と 変わらない日差し

もうあなたは いないんだっけ

泣いて 泣いて 泣いた あの日

涙の向こうに 浮かぶあなたの微笑み 

優しさの風が あなたの心に 届きますように

優しさの花の 香りが 寄り添う あなたのもとへ 

人の気持ちなんて 誰にもわからないから

ふと感じる気配 思い出す記憶

もうあなたは いないんだよね

一緒にみた 映画も夜景も

そっとしまうね この想い出の小箱に

優しさの風が あなたの心に届きますように

優しさの花の 香りが 寄り添う あなたのもとへ 

耳を澄まし ただ 同じ時を 刻んでくれたことが 嬉しくて

そっと 傷が 癒えていくように ここで 瞳閉じて 待つから

優しさの風が あなたの心に届きますように

優しさの花の 香りが 寄り添う あなたのもとへ 


 

続いて、毎晩配信しているクラブハウス「ゆりかごの歌クラブ」でお馴染みの歌「生きる、愛と共に」を、セルフカバーしました。

本当にこの歌も、心に響く名曲になって、とてもよかったです。

この「生きる、愛と共に」は、近い将来必ず公開しますので、ぜひみなさんに聞いて頂きたいと思います。




ここで、ゲスト藤野櫻子による2曲。


8:Liar


今回も、藤野らしい伸びのある歌声でよかったですね!



 

後半は一気に尾飛良幸ライブ。

これまでの作品で、定評のある5曲を一気に歌いました。


10:夏の歌

11:Winter Song

12:Starbourd

13:Diamond


そういえば、「Winter Song」はまだ音源としては、正式リリースしてませんでしたね。

今制作している次回作に入るかもしれません。



最後アンコールをいただき、ありがとうございます。

やっぱり最後は 銀河 ということで、今回も安定の定番ラストとなりました!



 

今回のライブを通じて、色々また思うことがありました。

今年はずっと「命」をテーマに活動を続けてきた意識があります。

そしてそれが、下半期になってから少し具体的な言葉になりました。

それは「生死」と「愛」


人が死ぬとは何か。

自分の死をどう捉えるか。身内の死をどう捉えるか。


生きるとは何か。

愛するとは具体的に何か。


今回のライブは、まさに全編に渡って、「生死」と「愛」について展開された印象があります。

特に「歌詞」において、それが色こく出てきたと思います。


曲を作る場合、メロディーはあくまでも歌詞を入れるための箱です。

やっぱり最後は『歌詞』の良し悪しが作品決めると思います。


それだけ歌詞を書くときは、メロディーを作るより、数倍の苦労があります。

自分自身でも、かなりテーマが明確になってきたので、今後もこの方向性で続けてみたいと思います。


そしてその歌詞を伝えるのが「歌」

最後はやはり「歌唱力!」


残念ながら、体は年齢と共に、日々劣化しています。現状を維持するには「向上する意識」が必要です。


毎回「もっと歌えたのではないか」という反省が、ライブを終わった直後から、襲ってきます。次回までまた、楽しくトレーニングして、気分良く次のステージに進みたいと思います。


またぜひ遊びに来てくださいね。


最後に、改めましてどうもありがとうございました!


尾飛良幸の

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