※このブログで紹介しているメソッドは基本的に尾飛良幸オリジナルです。 こんにちは。尾飛良幸です。 声は息でできているため、体に十分な空気を取り込んでから声を出すことが非常に重要です。私のレッスン経験からわかることは、深呼吸をしても多くの人が肺活量の70%〜80%しか息を吸い込めていないことです。これは歌での「息切れの原因」にもなっています。
そこで、私は生徒さんに大きく深呼吸をしてもらい、その後「さらに一息」吸うよう指導しています。最初は息苦しさを感じる人もいますが、この方法で確実に肺活量100%まで、息を取り込むことができます。
特に初めて歌の練習を始める人には、このように肺活量100%になるまで息を吸ってもらいます。なぜなら、声を出す直前や歌い出す直前のフォームには、肺活量100%の状態が必要だからです。
通常、息を吸い込む時には肋骨の間にある肋間筋と、肺の下についている横隔膜を使いますが、この筋肉は日常生活ではあまり使われません。使われていない筋肉を使うため、息をもう一息吸い込むのが非常に大変に感じるかもしれません。
そのため、日常生活で会話する前や人前で話す前に「大きく息を吸い込む習慣」を身につけることは、呼吸をしっかり使って声を出すための重要な第一歩です。
ぜひ日常生活でしっかり意識してみましょう。
ぜひ参考にしてくださいね。
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