尾飛良幸と、うちの会社「Diamond Music Tour(以下DMT)」には企業理念がありまして、それはこの3つです。
・音楽と歌声を通じ、世の中の、差別、いじめ、才能への失望、落ち込みなどをなくして、笑顔でいれる未来を作ろう。
・みんなが自分の想いを自分の歌に乗せ、それを自分で歌うことで大きな自信が持てるようにしよう。
・音楽と歌声を通じ、生きる為のヒント、生きる為の喜びをみんなで学び、日々明るく楽しく生きていけるようにしよう。
私たちの全ての音楽活動は、これを基準に動いています。
そしてこちら。
ちょうど9年前に、目指すべき方向を描いた図です。どうやって上記の企業理念を達成するかの、具体的なイメージ図ですね。

書いてある数字が、でかい(笑)
「プロダクション」「スクール」「音楽制作」の3つのセクションがそれぞれ売上を作り、それらの資金を「福祉活動」に使うというモデルです。
こうしてみると、これまでも非常に小さいながらも、一通りはやってきてるような感じですが、私としてはひどく不納得です。
なぜなら、一番やろうと思っている図の一番下の「福祉活動」部分が全くできてない。

・障害や大きな病気を持ってる方
・シニアの先輩方
・親御さんと会えない子供たち
・色々な理由で平穏な生活をおくることができない方々
そうした方の、ちょっとした気持ちの切り替えや、楽しみのために、「無料」で音楽やお芝居やアートを楽しめる『テーマパーク』を作ります。
そこに出演するアーティストやスタッフへのギャラは、DMTが音楽で作ったお金を流せるようにする。
アーティストたちは、世界へもツアーに行って欲しい!
それがいつか出来るようになるために、私も歌も歌ってるし、音楽を作ってるし、法人化にもしているのに。
とても不納得。
全然、このイメージに近づいてない。1mmも近づいてない。
じゃあ、なんで尾飛が今までここに手を付けなかったか。
その理由は「遠慮」と「諦め」
この音楽業界が厳しい中、日々の生活を守るだけでも、正直精一杯です。
というか、正直いま全然守れてない。
内情知ったら「人のボランティアとかしてる場合じゃない」って、絶対に言われる。
だから、私自身も「こんな夢物語をやるなんて、無理無理」と、諦めてしまったんです。
でも、きっとそれじゃあ、絶対に後悔する。
一歩も踏み出さないで、やらずに終わるなんて、本当に絶対に後悔する、と思ったんです。
周りが絶対に不可能と思えたことを、命懸けで乗り越えている人がいるんです。
その方から、本当に多くの勇気をいただいているんです。
だから、そんな私が、最初からやらないなんて言っちゃいけない。
他にも、「とにかくやってみよう!ダメだったら変えればいいんだから」
というエクスマの藤村先生の声が聞こえるようです。
私の母方の祖父は、町田の教会の牧師でした。
戦中戦後と、一番日本が大変で苦しかった時代を生きた祖父ですが、戦中のキリスト教の迫害を乗り越え、戦後の混乱期、駅前で家もなく食べれずにいた人を教会に招いて、自分の家族の食事がなくても、その方々に食事をしてもらったと聞きました。
当然、家族は食べるに食べれず、本当に苦しく貧しい生活だったので「家族を犠牲にしてまで、人のために全てを尽くすのは、あまりよろしくない」と、私は小さい頃から言われてきました。
そんなこともあって、私は家族がとても大事です。家族の犠牲は絶対にあってはならないと思っています。そんな思いもあって「遠慮」と「諦め」の気持ちが、知らず知らずのうちに生まれて来たのかも知れません。
でもこれって「家族」を言い訳にした「逃げ」ですよね。
これは家族にとても失礼!家族は悪くない!
そう思うとますます、私の心にずっとくすぶっていた、「やらないと後悔するぞ」という思いと「祖父の献身的な奉仕の生き方」には、蓋をしてはいけないのです。
今日、ふと思いした。
『家族も犠牲にならないで、このプロジェクトを達成できる方法があるに違いない』
そう。祖父の生きた時代とは違うんですね。
時代は変わりました。
私たちには、戦争の後とは違い、まだなんとか家も服も食事もあります。
おそらく祖父は、あの混乱の最中、目の前の方を救いたいという一心から、家族との両立を考える余裕すらなかったのかも知れません。
祖父の意思を受け継ぎ、このプロジェクトをとにかく始めてみます。
私のことなので、途中でまたすぐに諦めてしまうかもしれません。
でもとにかく「始める」をやってみます。

【具体的な支援活動について】
支援活動の名前は「音楽ライフ®︎プロジェクト」にします。
今、決めました(笑)
最初から「テーマパーク」を作ろうとすると「作る」ことが目標になってしまいそうなので、最初にまず資金面と精神面の支援活動を行います。
生活や人生になんらかのトラブルがある場合、多くの人は心に「人には言えない想い」を抱えています。音楽はその「想い」を人に届ける「力」があります。
・学校に行けなくなったお子さん
・生活に苦しくなっている方
・社会に適合できない方
・身内に悲しい出来事があった方
・障害や大きな病気を持ってる方
・シニアの先輩方
・親御さんと会えない子供たち
・色々な理由で平穏な生活をおくることができない方々
こういった方々の、心に持っている「想い」を、歌にします。
人が聞いて「いいなあ」と思えるレベルまでの音楽にしたいと思っています。
そしてその歌をSNSを通じて多くの方にお知らせし、音源を購入して頂いたり、応援の支援金を頂きます。(←ここが実は一番大事)
集まった資金は、その「想い」の作者に還元します。
単純にそれだけの活動です。
私のこれまでの経験では、多くの生活困窮者のみなさんは、自分で何かを作り出せる自信がなく、常に誰かからお仕事をもらう行き方を、選択しているように感じます。
小さい頃から学校教育の場などで「あなたは才能がない」というラベリングをされ続けていれば、そういう思考になるのは当然です。
でも絶対に、誰でも素敵な作品が作れる才能はあります!
なので、その方オリジナルの「作品」を作り、それを販売して少しでも生活の助けにして頂ければと思っています。
また家で虐待を受けている子供でも、自分の歌で資金を作れれば、家を出て独立できるかもしれない。そして何より、その時には、多くのファンが自分を支えてくれているという「大きな自信」が生まれます。
まさにこれは「音楽ライフ®︎アーティスト」ですね
ぜひ、多くの方に彼らのファンになってほしいです!
そしてまずは作品を作るための「想い」を持っている方と出会い、ぜひその想いを聞かせて欲しいです。 また、そしてそうした方々を「応援するよ!」という方、どうかお集まりください。
さらには、一緒に音楽を作ってくれるアーティストの方も、どうか尾飛に力を貸してください。私一人では、絶対にできません。おそらく破綻します。
非公開のフェイスブックグループで、皆さんと交流するところから、始めたいと思います。
ページはもう作りましたので、ご興味ある方は、お気軽にグループにご申請ください。
このプロジェクトに必要なのは、お金の循環です。
すでに渡す先の方々のイメージは、はっきり決まってます。
そして、誰かが負担になるようなプロジェクトではいけないと思っています。
つまり、資金援助が出来るためには、なるべくたくさんの方々が集まっていただき、そして「それぞれが負担にならない程度の応援をしてくださる」という方法がベストだと思っています。
そうなると、圧倒的に欠落しているのが、人数です。
もちろん先程のフェイスブックのグループに、多くの方に参加して頂けるように私が頑張るのはもちろんですが、それ以上に効率よく多くの人に集まっていただくには、尾飛良幸に人が集まればいいですよね(汗)
この「無名歴30年」の音楽家は、きっとこの「人が集まらない」ということにも、甘えと遠慮と諦めを、決め込んでいると思います。
きっとこのプロジェクトを起動に乗せるための鍵は、この「無名歴30年」の音楽家の「たくさんの人を集めて歌を聞いてもらうぞ」という決意なのだと思います。
今すぐ動けるのは
2:定期オンラインライブの集客数を常時300人にする
3:音楽ライフアーティストを、まずは100名まで増やす
はい。頑張ります。
最終的にはやっぱりリアルのイベントですね。
藤野櫻子と尾飛良幸の「おびフェスin横浜アリーナ」
もちろん先程の音楽ライフアーティストの皆さんにも出演してもらいます
横浜アリーナの収容人数は 17,000人でした。
イベントの制作費は、チケット代などから考えると、おそらく一般的には¥140,000,000
くらいのお金が動いていると思われます。
1億円越えですね。
わ〜!これは難しい。
「無名歴30年」の音楽家じゃ無理無理。大手企業などでないとできないや。
出ました。
これは、これまでの考え方。
最初からチャレンジすらしない思考。
はい。この考え方、これにて終了です。
始めれば、きっと次の道が見えてくる。

応援よろしくお願い致します!
1月9日はそのオンラインライブです!
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