ステイホームにより、マイクを使って音声のやりとりをする機会が増えましたね。
また、動画の普及により音声編集をする機会が増えた方も、多いかと思います。
音声編集をしないと
・声がくぐもって聞こえる
・子音が聞こえづらく滑舌がはっきりしない
・複数の人が同時にしゃべったときに、それぞれの声の音量差が激しくなってしまう
などの問題点が、多数発生することが多いですね
なので今日は、音声編集をするときの「基本中の基本」のお話をしてみたいと思います。
【iPhoneマイク録音の基本】
最近は、iPhoneマイクも非常に性能が高く、私も遠隔録音する場合はiPhoneマイクに声や歌を録音してもらい、それをメールで送っていただいたもので、編集をする場合が大変増えました。
「iPhoneで録音した音源は、使い物にならない」と感じる方もいるかもしれませんが、私がiPhone録音の音源を編集したものを人に聞いてもらっても、 通常の録音と違和感を感じる人は全くいませんでした。
逆に言うと、それだけ音声編集の技術が非常に重要だ、と言うことも言えますね。
iPhoneマイクで録音する場合、口とマイクの距離がポイントです。
口から15センチほど離れた距離にしてください。遠すぎると「部屋の残響音」を拾ってしまいます。
そして、マイクに口を近くにした場合気をつけるべき事は、マイクに息を吹きかけないようにすることです。そのために、口の正面から少しだけマイクを右か左にずらし、息が直接引きかからないようにしてみましょう。
【コンプレッサーと、イコライザー】
iMovieやGarageBandの中に、音声編集のエフェクターが入っています。
基本的な2つのエフェクターを紹介します。
コンプレッサーと、イコライザーは、音声編集の基本的なエフェクターです。コンプレッサーは音量を揃えてくれます。イコライザーは音質を揃えてくれます。
大きな音と小さな音の差が激しい場合、あるいは複数人数で話してる時に、人によって音量差が激しい場合、コンプレッサーを強くかけてください。
コンプレッサーを強くかける場合、 周りの雑音も大きくなってしまうことがあります。そこで登場するのが音質を揃えてくれるイコライザーです。
滑舌が悪い場合は、子音の音を多く含む「高い周波数」の音域をあげて下さい。
また「エアコンの音」や、金隣接する大通りを走るトラックの音 などが気になる場合は、低音をカットしてください。
声が「ラジオのように聞こえる」場合、あるいは「電話から聞こえる声のように聞こえる」場合は、中低音域(500ヘルツから1キロヘルツ)あたりを大きくして上げると、人間らしい豊かな響きが得られるようになります。
音の編集には、慣れが必要です。
可能ならば、しっかりしたスピーカーで音を聴きながら編集したいところですが、イヤホンマイクでも、最近は比較的きれいな音で編集できますので、試してみて下さい。
不思議なもので、動画では映像が多少悪くても、音声が綺麗であれば、聞いている人はあまり不快感を感じないものです。
音声の編集が自分でできるようになると、自分の動画に自信がついてきますよ!
詳しいことを知りたい時は、お問い合わせから尾飛良幸に気軽にご相談くださいね。
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