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執筆者の写真尾飛良幸DMT

リズムが良くなる「逆さ指揮法」

更新日:2022年1月12日

※このブログで紹介しているメソッドは基本的に尾飛良幸オリジナルです。 歌が上手になるための「技術力」を3つあげるとすれば

・発声

・音程

・リズム感

ではないでしょうか。

ネット上では、発声に関する素晴らしい動画がたくさん上がっていますが、音程とリズムの練習方法については、あまり多く紹介されてない印象がありますね。 リズム感が悪いことを悩んでいる方って、実は非常に多いんですよ。しかもそれは「直せないもの」って思い込んでいる方も多いんですね。 でもそんなことはないんですよ。誰でもリズム感良くなりますよ。

今日は、これまでの指揮法を逆さまにした「リズムが良くなる「逆さ指揮法」を紹介しますね。


普通の指揮法ではリズムの頭を「下」で感じますが、この新しい指揮法ではそれを「上」にしています。 それにより、リズムに裏拍が生まれ、独特なポップ感とグルーブ感があるリズムを体感することができます。

 

ダンスひとつ考えても、私の考えでは、日本のダンスは「手ダンス」

アフリカのダンスは「足ダンス」という印象があります。

足を使ったリズムは、同時に「尾骶骨」を上下させます。

リズムは尾骶骨を上下されると、非常に上手に取れるようになりますよ!


参考までに、こちらの動画をご覧ください。

これは アフリカのウガンダ南西部キゲジ地区に住んでいる、ピグミー民族のバトワ族のみなさんのダンスです。

こんな小さい子供まで、リズム感ばっちり!

私は彼らのダンスは「足ダンス」と思っていますが、同時に注目しているのは「肩の動き」

リズムの1拍目の時に、肩が上に上がります。

つまり、拍の頭を「上」に感じているのがわかります。


日本で習う「指揮」は、下に拍を感じますよね。 なので、このバトワ族のみなさんをヒントに、指揮の仕方を逆さにしてみました。 練習としては、自分が練習している曲に合わせて、最初は普通の指揮をしながら歌ってください。

それに慣れたら、今度はこの「逆さ指揮法」で同じように指揮をし、そしてそれに合わせて歌う練習をします。


最初は非常に難しいです!でも慣れてくると、今まで感じたことがないリズムの感覚を体感できるのではないでしょうか。


特に「尾骶骨」が動き始めた感覚が生まれてきたら、素晴らしい! ぜひこの新しい感覚が掴めると、リズムに確実な自信が生まれて、どの歌でもリズムを楽しんで歌えるようになりますよ!



 

もしも「やっぱりわからない!」という方は、ぜひ「30分ボーカルクリニック」を受講してみてくださいね。



 

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